HH-2 ~点火~ レストア
さぁ、やっとのことで替え芯をはめていきます。
下の方のツメに芯をくいこませてはめます。
替え芯には赤い線が2本あって、上の線の上端に合うようにはめます。
ツメにはめるだけという単純な事だけど。
ちゃんとはめたつもりでも、芯を上まであげると高さが4mmに揃ってなかったりと、水平に揃えるのがちょっと難しい。
次に、しん外筒をはめます。これもRSA-24Aから取り出したモノ。
ゴムパッキンが灯油が漏れないように進化してると思ったら、しん外筒という名前がありました。
この芯調節器をタンクにセットして、燃焼筒をセットしてついに、点火。
といきたいところですが、燃焼筒に少し問題がありまして。
黒いのがHH-2の燃焼筒。ガラスのやつがRSA-24Aの燃焼筒。
ガラス燃焼筒の高さだと、カバーをはめた時に五徳に当たってしまう。
上のドーム状の網を外したいけど。外し方が分からない。
黒い方は、ひねったら簡単に外れるのだけど。
ちなみに、中の板が白く汚れてる。
と思ったら、セラミックなのかもしれません。
なんとかガラスのやつを使いたい。温かさそうだし、明るさもありそうだし。
なので、分解。
棒を留めてるナットはどうやって外せばいいのか悩んでたら、
それは、Eリング(E型止め輪)というもので、マイナスドライバーで簡単に外せました。
写真の中央下端に写ってるものです。
それからドーム状の網は、蓋のようにピッタリとはまっていただけで、分解しなくても外せました。
せっかくなので洗います。
ガラスはわりと綺麗だったので洗剤とスポンジで洗っただけ。
燃焼筒も洗って、ブラシでこすって、AZのスーパーサビ取りをつけたり、耐水ペーパー#1000あたりでこすってみたり、ついにピカールを買ったのでピカールで拭いてみたり。
したけどなかなかキレイにならない。
この部分は、錆なのか、焼けて変色してるのかよくわからんけど。
まぁ、40年以上前のモノだし、どうせ使ってたら汚れるだろうし。
あ、中のセラミックらしき板は、錆取り剤かピカールかの液が付いて変色したので気をつけて。
ある程度キレイになったら、組み立て。
Eリングはホームセンターで新しく買ってきた。
1個7円でステンレス製。(それしか無かったけど)
サイズは呼び3。
溝無しの先の細いペンチではめました。はめる方が難しい。
燃焼筒もセットして、灯油を入れて、いよいよ点火。
あ、タンクは水洗いしただけでは古い灯油のような臭いが取れなかったので、灯油で洗いました。
点火~!!
シンプルです!イズベストです!!
つまみもシルバーになりました。金属ではないけど。
燃焼筒の右側に、RSA-24Aの点火装置の名残があります。
ドーム状の網は、付けると外すのが面倒なので外してます。
カバーに入れた状態。
五徳に当たらずに使えます。
少し残念なのが、あまり明るさがないというか、
格子状のカバーから明かりが漏れたら幻想的だなぁ〜
と思っていたけど、
そんなことは無く、たんなる幻想で終わりました。
まぁ、レインボーストーブが明る過ぎるんだよね。
ちなみにレインボーと並べたら、こんなサイズ感。
にしても、長かったなぁ。
このHH-2という石油コンロを手にいれて、もうすぐ1ヶ月だよ。
やっと使えるようになった。
修理作業してたのは、10日間くらいだけど。
一時は、芯調節器を壊して諦めかけていたけど。
はじめてのレストア 〜石油ストーブ編〜 終わり。